2008年5月17日(土)17:00
アンヘル・ロメロ ギター・コンサート 

 ギター界の巨匠アンヘル・ロメロは、偉大なるギター・ヴィルトゥオーゾの伝統継承者として、世界中にその名を知られている。昨年に続く出演で、今回は日本初演のギター協奏曲が企画されている

指揮=山下一史
ソリスト=アンヘル・ロメロ(ギター)
管弦楽=大阪シンフォニカー交響楽団
曲目=ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
チェスキー:フランメンコ・ギターのための協奏曲(日本初演)
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲

 現代のギターの巨匠であり、偉大なるギター・ビルトゥオーゾの伝統継承者として世界的名声を博すアンヘル・ロメロが前回に続き出演する。名手セレドニオ・ロメロの三男としてスペイン・マラガに生まれ、6歳でデビュー。91年、ニューヨークのリンカーンセンターで、ロドリーゴ〈スペインの響き〉の世界初演を行った。ギタリストとして世界中で活躍するアンヘル・ロメロは、ユージン・オーマンディに指揮を学んでおり、上海交響楽団、ロイヤル・フィル、サンディエゴ響の指揮でも高い評価を得ている。その優れた芸術性に対し、2000年、スペイン最高の栄誉であるイサベル大十字勲章が贈られた。大阪国際フェスティバルには、1987年、90年、2007年に続いて2年連続4回目の出演となる。指揮者の山下一史は、1961年広島県に生まれた。1986年ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝。85年12月からカラヤンの亡くなるまでそのアシスタントを務めた。86年、ベルリン・フィル演奏会で、急病のカラヤンの代役として急きょ、ジーンズ姿でベートーヴェンの交響曲第9番を指揮し話題となる。2002年4月からオペラハウス管弦楽団常任指揮者。第49回大阪国際フェスティバルでアンヘル、村治佳織と共演し絶賛を博した。大阪国際フェスティバルには初登場となる大阪シンフォニカー交響楽団は1980年に創立された。聴衆を熱く感動させるその演奏は、「魂の叫び」「情熱の音」であると評されている。2008年4月から音楽監督・首席指揮者にドイツの歌劇場で活躍する名匠児玉宏を迎え、より一層の飛躍が期待されている。

写真:左から、アンヘル・ロメロ、山下一史(©K.Miura)