2008年5月30日(金)19:00
パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団

 フランクフルト放送交響楽団は、29年の創設でアルテオーパーホールを本拠地としている。バロック、古典、ロマン派から実験的な現代音楽まで、極めて幅広いレパートリーを強みに放送、演奏会などの活動を通じて名実ともに世界最高水準のオーケストラとして絶賛されている。

指揮=パーヴォ・ヤルヴィ
ソリスト=エレーヌ・グリモー(ピアノ)
管弦楽=フランクフルト放送交響楽団
曲目=ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」ほか
ブラームス:交響曲第2番

 2006年のシーズンから世界で最も活躍の期待されるパーヴォ・ヤルヴィを首席指揮者に迎えたフランクフルト放送交響楽団は、78年の伝統を誇り、ドイツ・ヘッセン州公共放送の楽団として、古典派・ロマン派のレパートリー、実験的な新音楽の発見、児童・青少年向けのコンサート、ライト・クラシック、重厚なプログラム等々、異なった各種の音楽スタイルに素早く順応し、継続して模範的な録音を行い、説得力を持ち責任ある解釈を示すことをその使命としている。その伝統のなかでも、特にエリアフ・インバルの下、この楽団は世界的な評価を受けるアンサンブルと成長し、また録音も多く行われ、仏ディスク大賞、独レコード大賞を受賞する一時代を築いた。

  パーヴォ・ヤルヴィは、エストニアのタリン出身。タリン音楽学校で学び、1980年に米国へ移りバーンスタインに師事した。前任のシンシナティ交響楽団音楽監督から2006年9月、フランクフルト放送交響楽団音楽監督に就任。最初のシーズンにロンドンのBBCプロムスとアムステルダム・コンセルトヘボウのロベコ・サマー・シリーズに登場。またドイツ室内フィルハーモニー芸術監督も務め、06年にはザルツブルク音楽祭に同楽団と二度目の登場を果たした。エストニア国立交響楽団アーティスティック・アドバイザーとして、エストニア人作曲家の作品を積極的に取り上げている。客演の依頼も多く、ニューヨーク・フィル、ボストン響など世界の主要な楽団を定期的に指揮。06年11月のウィーン・フィル・デビューは大成功を収めた。