2008年6月7日(土)17:00
大植英次指揮大阪フィルハーモニー交響楽団

 2005年バイロイト音楽祭に初挑戦した大植英次。世界的話題を集めた大植が大阪フィルハーモニー交響楽団を率いて06、07年に続いてフェスティバルに登場する。同楽団は1958年の第1回のフェスティバル以来22回目。2003年4月から音楽監督を務める大植英次は、日本人として初めてバイロイト音楽祭で「トリスタンとイゾルデ」を指揮、世界が注目する指揮者の一人。

指揮=大植英次
管弦楽=大阪フィルハーモニー交響楽団
曲目=モーツァルト:交響曲第36番ハ長調「リンツ」K.425
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」

 2003年4月より朝比奈隆の後任として大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督を務める大植英次は、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー首席指揮者を兼任、またハノーファー音楽大学の終身正教授も務めている。広島市出身。桐朋学園で斎藤秀雄に指揮法を師事。小澤征爾の招きでタングルウッド・ミュージック・センターに学び、同年ニューイングランド音楽院指揮科に入学。タングルウッドでレナード・バーンスタインに出会い、以後世界各地の公演に同行、助手を務めた。1991年からエリー・フィルの音楽監督を務め、同団の実力を飛躍的に向上させる一方、活発な地域活動を行い全米で評価された。95年から2002年まで名門ミネソタ管の第9代音楽監督を務め、世界中の脚光を浴びるようになった。客演指揮は、ニューヨーク・フィル、シカゴ響、フィラデルフィア管、ドイツの各放送交響楽団、ミュンヘン・フィル、ベルリン・ドイツ響、ロンドン響、オスロ・フィルなど主要オーケストラで行っている。05年には、新演出の〈トリスタンとイゾルデ〉で、日本人指揮者として初めてバイロイト音楽祭で指揮を行った。大阪フィルハーモニー交響楽団は、1947年、朝比奈隆を中心に「関西交響楽団」として発足、60年に改組して現在の名称となる。創立から55年間、朝比奈隆が指揮者を務め、魅力あふれるオーケストラとして聴衆に親しまれてきた。大阪国際フェスティバルへの出演は、58年の第1回以来22回目の登場となる。写真:大植英次 ©Asahi Shimbun