2008年4月5日(土)17:00 第50回記念大阪国際フェスティバル
〈オープニング・ガラ・コンサート〉—舘野泉ピアノ協奏曲と委嘱曲世界初演演奏会—
フィンランドの作曲家カイヤ・サーリアホの新作『レイノ・ソングス』委嘱。フィンランドのソプラノ歌手、アヌ・コムシを起用。ソリストには左手のピアニストとして復活を遂げ、世界中で活躍する舘野泉を迎える。
写真:左から、カイヤ・サーリアホ(©Maarit Kytoharju)、舘野 泉(撮影:満田聡)、エルネスト・マルティネス・イスキエルド、アヌ・コムシ
2008年4月11日(金)19:00
モントリオール交響楽団
指揮者のケント・ナガノは2006年からズービン・メータの跡を引き継ぎ、バイエルン州立歌劇場の音楽監督に就任している。オペラと管弦楽の双方の分野で、才能ある解釈者としての名声を確立している。モントリオール交響楽団は、「フランスのオーケストラよりフランス的なオーケストラ」といわれ、現在では世界有数のオーケストラの一つとして数えられている。
写真:ケント・ナガノ(©K.Muller)
2008年4月16日(水)18:30
東京バレエ団「ドナウの娘」(全2幕)
東京バレエ団は64年創設で、古典の全幕作品から現代の名作までレパートリーは幅広い。中でも現代バレエ界を代表する三大振付家、モーリス・ベジャール、イリ・キリアン、ジョン・ノイマイヤーのオリジナル作品をそろえているカンパニーは世界を見渡しても他になく、ヨーロッパの名だたる歌劇場にも数多く出演し、各地で好評を博している。
写真:©K.Hasegawa
2008年4月20日(日)15:00
ザルツブルク音楽祭制作『フィガロの結婚』 日本公演2008
モーツァルト作曲(全4幕 イタリア語上演日本語字幕付)
4月20日は、50回の記念公演の目玉、モーツァルトのオペラの3大傑作の一つ「フィガロの結婚」を上演。06、07年と同音楽祭で連続上演された舞台が披露され、待望のザルツブルク音楽祭日本公演が実現する。
演出はドイツ生まれのクラウス・グート。早くからザルツブルク音楽祭などの大きなプロジェクトに参加するなど、高い実力で知られている。1786年ウィーンで初演され、今もなお全世界で上演され続ける「フィガロの結婚」を、グートは立体的な舞台と登場人物たちの心理を巧みに絡み合わせ、見事な演出で描き出す。
指揮のロビン・ティチアーティは、06年ザルツブルク音楽祭にもモーツァルト劇音楽「シピオーネの夢」で同音楽祭最年少デビューを果たした。演奏するエイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団(OAE)は作曲当時のオリジナル楽器を通じて、作曲時の意図を演奏者と聴衆に体験させる手腕で知られ、世界最高の古楽演奏楽団の一つとして知られている。
(写真:©Monika Rittershaus)
2008年4月22日(火)18:30
オペラ「アイーダ」(全4幕)(EU文化首都プロジェクト)
ジュゼッペ・F・ヴェルディのオペラ「アイーダ」は4月22日。1994年にオーストリア・グラーツで初演、その斬新さが絶賛され、03年、07年に再演、再々演された作品がそのままフェスティバルホールの舞台で再現される。50回の記念公演にふさわしい大作。
「アイーダ」は、劇中行進曲のメロディーがサッカーの応援などでおなじみだが、ドイツの奇才ペーター・コンヴィチュニーは、従来の豪華絢爛(けんらん)なステージから一転、余計なものをそぎ落とし、人間関係に焦点をあて、登場人物たちの感情と内面の藤をえぐり出す。コンヴィチュニーは、世界的に権威のあるオペラ専門誌『オーパンヴェルト』の批評家選考で「年間最優秀オペラ演出家」に5回選ばれている。
タイトルロールを務めるキャサリン・ネーグルスタッドは、06年バーデン・ヴュルテンベルク州から「宮廷歌手」の称号を与えられたソプラノ歌手。この公演が日本でのオペラデビューとなる。指揮はハノーバー州立歌劇場音楽総監督を務めるウォルフガング・ボージッチ。東京都交響楽団、東京オペラシンガーズ、栗友会合唱団が舞台を支える。
写真:左から、ペーター・コンビチュニー、ウォルフガング・ボージッチ(©Christian Brachwitz)、キャサリン・ネーグルスタッド
2008年5月17日(土)17:00
アンヘル・ロメロ ギター・コンサート

ギター界の巨匠アンヘル・ロメロは、偉大なるギター・ビルトゥオーゾの伝統継承者として、世界中にその名を知られている。昨年に続く出演で、今回は日本初演のギター協奏曲が企画されている。
写真:左から、山下一史(写真:K.Miura)、アンヘル・ロメロ
2008年5月24日(土)18:00
宮内庁式部職楽部
雅楽は、宮中の儀式、饗宴(きょうえん)、春・秋の園遊会などの行事の際に演奏されているもので、1955年、国の重要無形文化財に指定された。楽部楽師は重要無形文化財保持者に認定されおり、洋楽も修得していて、皇室の行事の際には演奏を行っている。ちなみに、宮内庁の楽部は、我が国の洋楽演奏団体のうちでも最も古い歴史を持つものの一つだ。
写真:宮内庁提供
2008年5月30日(金)19:00
パーヴォ・ヤルヴィ指揮 フランクフルト放送交響楽団

フランクフルト放送交響楽団は、1929年の創設でアルテオーパーホールを本拠地としている。バロック、古典、ロマン派から実験的な現代音楽まで、極めて幅広いレパートリーを強みに放送、演奏会などの活動を通じて名実ともに世界最高水準のオーケストラとして絶賛されている。
写真:左から、パーヴォ・ヤルヴィ、エレーヌ・グリモー(©KASSKARA/DG)
2008年6月6日(金)19:00
アンネ・ゾフィー・ムター&トロンヘイム・ソロイスツ
アンネ・ゾフィー・ムターは1963年、スイス・バーゼル近郊のラインフェルデン生まれ。76年のルツェルン音楽祭のデビュー演奏会を聴いたカラヤンに認められ、その後、ベルリン・フィル、ニューヨーク・フィルなどと共演を重ねている世界的なヴァイオリン界の女王。ドイツの新聞から「ムターの子供達」と絶賛されるトロンヘイム・ソロイスツは、88年にノルウェーで結成され、トロンヘイム音楽院の弦楽器奏者のプロへの教育の場として活動していた。その革新的な活動、高い演奏レベルと若さあふれる活気、音楽への情熱により絶賛と注目を集めている。
写真:アンネ・ゾフィー・ムター
2008年6月7日(土)17:00
大植英次指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
2005年バイロイト音楽祭に初挑戦した大植英次。世界的話題を集めた大植が大阪フィルハーモニー交響楽団を率いて06、07年に続いてフェスティバルに登場する。同楽団は1958年の第1回のフェスティバル以来22回目。03年4月から音楽監督を務める大植英次は、日本人として初めてバイロイト音楽祭で「トリスタンとイゾルデ」を指揮、世界が注目する指揮者の一人。
写真:大植英次 ©Asahi Shimbun
2008年6月17日(火)18:30
新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」(全4幕)

近年バレエ団としての総合力が高く評価され、04年朝日舞台芸術賞をバレエ団として受賞。新国立劇場バレエ団では昨シーズン装置や衣裳を一新し、牧阿佐美芸術監督の改訂演出による新たな定番がお目見え。チャイコフスキーの叙情的な音楽と舞踊、劇構成の素晴らしさが光る不朽の名作を、ストーリー展開をより明確に、そして踊りの見せ場も増やしたオリジナル版は、愛と死をかけた感動の物語を満喫できる。
写真:左から、アンドレイ・ウヴァーロフ、スヴェトラーナ・ルンキナ
- 4/5(土)17:00
第50回記念大阪国際フェスティバル〈オープニング・ガラ・コンサート〉~舘野泉ピアノ協奏曲と委嘱曲世界初演演奏会~ - 4/11(金)19:00
ケント・ナガノ指揮
モントリオール交響楽団 - 4/16(水)18:30
東京バレエ団
「ドナウの娘」(全2幕) - 4/20(日)15:00
ザルツブルク音楽祭制作
オペラ 「フィガロの結婚」
(全4幕) - 4/22(火)18:30
オペラ 「アイーダ」
(EU文化首都プロジェクト) - 5/17(土)17:00
アンヘル・ロメロ
ギター・コンサート - 5/24(土)18:00
宮内庁式部職楽部 - 5/30(金)19:00
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
フランクフルト放送交響楽団 - 6/6(金)19:00
アンネ・ゾフィー・ムター&
トロンヘイム・ソロイスツ - 6/7(土)17:00
大植英次指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団 - 6/17(火)18:30
新国立劇場バレエ団
「白鳥の湖」(全4幕)
